ギャルとボク

　冬になって益々寒くなる一方ですね、皆さんいかかがお過ごしでしょうか、前回の日記からもう４ヶ月くらい空いてしまいました。この間は忙し過ぎて髪も切りにいけてませんでした。先日髪ずっと切ってないなとふと思い、いつも髪を切りに行く所へ、そこは近所の美容院、カット2000円で眉カットが500円、安いから行くのですけど、ボクは毎回担当を決めずに行くのでいつも担当おまかせ、髪の感じもおまかせ。そしたら全然毛量を切ってもらえないことがありました、ちょびっとだけ切られる、それはもったいないからと先輩に言われて先輩が指示した言葉をいつも美容師の人に、唱えて切ってもうのですが、あちら側もボクを詳しいと思うのか、「後ろの襟足刈り上げてつなげますか～？」や「ここ、ハチの部分出ちゃうんですけど、もう少し高さ上げてみますか～？」とまくしたてるのです。もうどうでもいいから、2000円分髪切って欲しいよ、、なんだかわからないよ、と心の中で唱えてます、、ですが何も言えません、わからないという感じを出すと、「はあ～？あなたの髪でしょ、どうしたいのよ！！」とでもいいたさげな顔でこちらを、鏡の反射で見てくるのです。

　それが怖くてあんまし行きたくなかったのですが、今回、意を決して行くと、なんとボクの担当がギャルでして、最初はおとなしかったのですが、後半にかけてまたしても畳み掛けてきました、「後ろの刈り上げ後ろ一周したほうがいいっしょ～」「眉毛もこうれのほうが最高っしょ～～」といった具合、、「23には見えないすよ！！！」といった具合だ、なんかガンガン話してくれて、彼氏と6年付き合ってるみたいで、一緒にいる時はサーモンのカルパッチョやらボンゴレビアンコ、パエリア、など振る舞うみたいで、逆に家で一人の時はうどんしか食べないようです。なぜ彼氏と一緒の時はヨーロッパの風が吹いていて、一人の時はそんなに哀愁があるのか、なんだかわからないけど面白かった。そうこうしていると、俺とギャルの会話にギャルの同僚という秋田出身のやつも暇なのか、参加してきました。先週ぐらいに、秋田男とギャルと2人で飲みに行ったらしくて、その後秋田男はギャルを、カラオケ行こうと誘ったのに行かないとブーブー言ったり、ギャルが秋田男の足に足を絡みつけてきた～マジ最悪～と内輪のノリをかまされたのですが、そんな時ボクも、ハハハハと愛想笑いを終始浮かべてやり過ごしました、なんとなくそんな感じが嫌だったけど、なんとなく幸せな気持ちになった。

　てかずっと話してなくちゃいけないし、なんか変な男も会話に入ってきて、髪を切ることの集中力どこ行った～～～と、正直思うのですが、またギャルの人にお願いしようと思いました。俺は正直髪切る事に関心ないし、全然俺喋れてないやんけーー！！と反省するから。ギャルと話していればもっと面白くなれそう、ギャルといれば友達倍々で増えていきそう、ギャル最高！！！

　ギャルは最強だね、あ～俺もギャルになりたかったよ、